【理科】学調対策!イオンから酸・アルカリ、指示薬の復習!
静岡市葵区・駿河区で塾をお探しの皆さん。こんにちは!
思考力学習・ミス防止を徹底指導。集団指導の学習塾WINGSです。
近隣の葵小・横内小・安東小・安西小・伝馬町小、城内中・静岡東中・安東中の方々にお世話になっております。
英語に引き続き理科のイオンの復習についてブログを更新します。
1ヶ月ほど前に中間テスト対策としてイオン・電離についてと、化学電池の内容までをブログにしております!
今回は続きの『酸・アルカリ』について解説してまいります。
水溶液の性質
『酸性・中性・アルカリ性』について、はじめて習うのは小学6年生の時です。
酸性と言えば『塩酸・硫酸・炭酸水』など。
アルカリ性と言えば『水酸化ナトリウム水溶液・水酸化バリウム水溶液・アンモニア水』などがあります。
ではなぜこれらの水溶液は酸性もしくはアルカリ性を示すのでしょうか?
これもイオンを習うとわかることです!
酸性・アルカリ性の水溶液の共通点
水溶液なので、まずは電離の様子を見てみましょう!
塩酸:HCl→H++Cl-
硫酸:H2SO4→2H++SO42-
水酸化ナトリウム水溶液:NaOH→Na++OH-
水酸化バリウム水溶液:Ba(OH)2→Ba2++2OH-
となります。(炭酸水とアンモニア水は少し難しいので後程)
電離の様子を見て、酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液にそれぞれ共通しているイオンがありますね?
酸性は水素イオン(H+)、アルカリ性は水酸化物イオン(OH-)がそれぞれ存在しているのがわかります。
この水溶液にしたときに
・水素イオンが存在するものが酸性
・水酸化物イオンが存在するものがアルカリ性
また水溶液にしたときに酸性を示す物質のことを酸。
アルカリ性を示す物質のことをアルカリといいます。
※水溶液にする前の物質です。
少し応用問題
同じように炭酸水とアンモニア水も考えてみましょう。
炭酸水は水に二酸化炭素を、アンモニア水は水にアンモニアを溶かした水溶液です。
炭酸水:H2O+CO2→H2CO3:これが炭酸です。電離させると、
H2CO3→2H++CO32-となり、水素イオンが出てきましたので酸性です。
アンモニア水:H2O+NH3→NH4++OH-で、水酸化物イオンが出てきましたのでアルカリ性です。
指示薬の色の変化
①酸性②中性③アルカリ性、の順に書きます。
リトマス紙:①青⇒赤、②変化なし、③赤⇒青
BTB溶液:①黄色、②緑色、③青色
フェノールフタレイン溶液:①無色、②無色、③赤色
ここまでが中2までの内容です。
これでも水溶液の性質は分かりますが強さまでは良くわかりません。
フェノールフタレイン溶液なら、色の濃さでアルカリ性の強弱がわかりますが他の性質の強弱は不明です。
小学生の時に習ったムラサキキャベツを使用すれば強弱までわかりますが、中学生が使うには少し格好悪いです。
そこで新しく中学3年生でpHという値を習ったと思います!
pH:①0~7未満、②7、③7~14
pH試験紙:①赤~オレンジ、②緑、③青紫~青
この数値、色の濃さで酸性・アルカリ性の強弱まで知ることができます。
最後に
ここでの内容ははっきり言って難しくありません。
しっかり色の変化と、どの水溶液が何性なのかを覚えましょう。
WINGSでは上記の色の変化のまとめプリントや、電離の様子の穴埋め問題などを用意しております。
また、色の変化を覚えるための語呂合わせ等もあります。
理科・社会もしっかり対策したいという方におすすめの学習塾です!気になった方は是非一度ご連絡ください。
お問い合わせはホームページの問い合わせフォーム、または054-330-9913までお願いします。
ブログを見ました・友達から聞きました・看板を見ました・チラシを見ました。とお伝えください。
学習塾WINGS(ウィングス)
〒420-0839
静岡県静岡市葵区鷹匠3丁目3-1 井口ビル3階
TEL : 054-330-9913
E-mail : info@juku-wings.com
アメブロ : 学習塾WINGSのブログ (ameblo.jp)
インスタ:https://instagram.com/wings_0311
公式LINEもやってます☟

【↓春期講習のお申し込み受付中↓】