静岡県2022年度、公立高校入試問題解説!【数学】
静岡市葵区・駿河区で塾をお探しの皆さん。こんにちは!
思考力学習・ミス防止を徹底指導。集団指導の学習塾WINGSです。
近隣の葵小・横内小・安東小・安西小・伝馬町小、城内中・静岡東中・安東中の方々にお世話になっております。
高校入試から約1ヶ月が経ちました。遅くなり大変申し訳ございません。
本日は数学のポイントをブログにアップします!過去の理科と英語もあわせてご覧ください!
全体的な傾向は変わっておりませんでしたね。後ろ3問にしっかり時間をかけるために、前の問題を素早く片付ける必要があります。
ただ、厄介なのが資料の活用の問題ですね。
2年連続で、与えられた条件から答えを絞り出す問題が出題されました!
東海エリアでは最近はやりの問題ですね。ただできない問題ではないので、ここは多少時間をかけても取りたい問題です。
話が前後しますが、作図も少し考えさせられる問題でした。
同じ長さという条件から二等辺三角形の性質に気づけばおそらく一発だったでしょう。
さて大問5の空間図形の話に移ります。(2)の回転体まではミスをしなければ得点できるかと思います。
問題は(3)の空間内の距離を求められるかですね。はっきり言って良問です!
アプローチの仕方としては、最短距離を求めるので、展開図にしてPの位置を決めてあげましょう。
ここでピラミッド型の相似に気づければ、Pの位置が求まります。
そして、空間内の距離を求めるならば、必ず求めたい辺を含んだ図形で切断しましょう!
ここでポイントです!直角ができるように切断しましょうね。そうすれば三平方の定理が使えます。
三平方の定理の学習の時に空間内の対角線の距離に公式があったと思います。
その公式の応用です!理解を疎かにして公式だけ覚えていてはこういった問題に太刀打ちできません。
大問6の関数は何も難しくありません。例年通り、とにかく文字を使って座標を表し条件に合うように方程式をたてれば終了です。
ただし2年生の時に習った、2つの座標がわかっているときの一次関数の式を求める際に求め方が2通りあったかと思います。
①傾きを変化の割合から求める方法
②y=ax+bでおき、2つの座標を代入して求める方法
上記のうち、①の解き方が身についていなければ難しく感じるかもしれません。
どちらでも大丈夫ですが極力①の考え方ができるように練習しましょう。
ラスト大問7の平面図形です。ここまでで時間が20分ほど残っていたら証明を考えましょう。
静岡県の証明は簡単ではありません!かつ、突破口がわかっても書き切るのに時間がかかります。
時間がなければ大人しく引いて、(2)のみ考え、見直しの時間にあてた方が安定します。
今年の証明は外角の法則を使って角度が等しいことを示す問題でしたね。
もしくは180度から同じ大きさの角の和を引いているから同じ角度という攻め方もできます。いずれにしても時間がかかります…
ただ(2)の角度の問題は簡単です。円周角の定理が理解できていれば1分で解ける子もいるかと思います。
全体的に難易度は高くない問題だったかと思います。時間配分とミスを防止できていれば過去問より得点できたかと思います。
静岡を研究し、静岡の入試問題を解けるようにするための授業展開。
本日からWINGSの通常授業が始まりますが、こういったことを常に意識して授業の準備をしております。
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第一志望校合格のため、本日から一緒にがんばりましょう!
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