【速報2】静岡県公立一般入試問題!2023年度数学から関数の解説
静岡市葵区・駿河区で塾をお探しの皆さん。こんにちは!
思考力学習・ミス防止を徹底指導。集団指導の学習塾WINGSです。
近隣の葵小・横内小・竜南小・城北小・伝馬町小、城内中・静岡東中の方々にお世話になっております。
本日ポスティングを行っていたためアップが遅くなりました。
速報?かどうかわかりませんが、引き続き入試問題から関数の解説ブログをアップします。
昨日の空間図形の解説も良ければご覧ください。
新傾向の問題
関数も以前までとかなり違った形式で出題されました。
まさかの会話文形式での出題でしたね…
しかし(1)、(3)に関しては過去問同様の解き方で解けるようになっております。
やはりラストは傾きに関する問題が出題されましたね!
(1)、(2)
(1)はC座標(4,-4)を代入ですぐに解けます。
符号ミスだけ気を付けてください!
(2)は正しいものを選ばせる選択肢問題で、これははじめての形式の問題ですね。
落ち着いて一つずつ選択肢を確認すれば問題なく解けます。
aの値を大きくすると、小さくするとを具体的な数字を当てはめて実験してみてください。
グラフ上の3点が一直線上
29年度以来の問題ですね!
問題集にもしばしば載っている3点が一直線上になるときの問題。
今回はD、G、Fが一直線上になるときの比例定数aを求める問題でした。
グラフ上で3点が一直線上に並ぶとき、同じ線上にあるというところから
直線DGの傾き=直線GFの傾き
が成立します。静岡県は傾きが本当に好きですね!
アプローチの仕方
2点の座標が分かれば
傾き=変化の割合=(yの増加量)/(Xの増加量)
で傾きを表すことができます。詳しくは一次関数の直線の式をご覧ください。
条件を整理しますと、
D(-4,-4)とすぐに求まります。
Gは直線AB上にあり、X座標が1とわかっています。
FはX座標は4とすぐにわかり、放物線①y=ax2上にあります。
傾きを求めるためにまずは3つの座標を文字を使ってでも表すことが前提です!
簡単な方はFで、y=ax2にx=4を代入するとy=16a。
よってF座標はaを使って(4,16a)と表されます。
Gは直線AB上にあるのでまずは直線ABの式を求めましょう。
A(-3,9a)、B(2,4a)なので、
Yの増加量=4a-9a=-5a
Xの増加量=2-(-3)=5
よって傾きは(-5a)÷5=-aとなり、y=-ax+bと置けます。
B(2,4a)を代入して、4a=-2a+bよりb=6a
よって直線ABの式はy=-ax+6aとなります。
Gのx座標が1とわかっているのでこれを代入してG(1,5a)。
これで準備完了です!あとはDGの傾きとGFの傾きをaを用いて表しましょう!
DG間のYの増加量=5a-(-4)=5a+4。Xの増加量=1-(-4)=5
よって傾き=(5a+4)/5
GF間のYの増加量=16a-5a=11a。Xの増加量=4-1=3
よって傾き=11a/3
一直線上でこれらの傾きが等しいため、
(5a+4)/5=11a/3 ⇒ a=3/10で終了です!
まとめ
難易度的には全然です!例年通りのレベルです。
過去問でしっかり対策できていた方は難なく正解できたはずです。
しかし静岡県の関数のラスト問題は記述式です。
しっかりとした記述対策が必要です!
WINGSでは中学3年生3月から入試対策を実施しております。
秋以降からはこういった記述問題も対策していきます!
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