【理科】溶解度・結晶は引き算で解けます!溶ける限界量と飽和水溶液もおさえよう!
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昨日に引き続き、中1の理科から溶解度の内容を解説していきます。
昨日のブログがまだの方へ。質量パーセント濃度の解説もしておりますので是非ご覧ください。
ここの内容も苦手な生徒さんが多いので、周りと差を付けられるチャンスです!
まずは知識の確認からしていきましょう。
溶解度と飽和水溶液
水100gに溶ける限界の量を溶解度と言い、限界まで溶けた水溶液を飽和水溶液と言います。
この限界量を増やすためには、2つの方法があります。
①水の量を増やす。(水を2倍にすれば溶ける量も2倍になります。つまり比例の関係です)
②水の温度を上げる(溶質によって様々です。例えば食塩は水の温度を上げても溶ける量はほぼ変わりませんが、ミョウバンはかなり増えます)
下記のような問題はよく問題集などで見かけるのではないでしょうか?
実際の問題
『次の表はミョウバンの溶解度である。今、60℃の水100gにミョウバンを40g溶かした。』
①この時の質量パーセント濃度は何%か?小数第一位まで求めなさい。
②ミョウバンをあと何g溶かすことができますか?
③この水溶液を20℃まで冷やすと何gの結晶が出てきますか?
④ミョウバンの結晶を次のア~エの中から選びなさい。
問題で与えられた表・グラフから溶解度を読み取ります。
今回は20℃で12g、60℃で57gまで溶ける設定にしましょう。
解説
①は昨日の復習です。ミョウバン40gに対して水溶液全体は140g。
よって、40÷140×100≒28,6%が正解になります。
②も簡単です。60℃で最大57g溶けると表から読み取っています。今40g溶けています。
残りは、57-40=17g溶かすことができます。
③はこれを20℃まで冷やします。溶ける限界は12gと表から読み取っています。今40g溶けていますが、
その差の40-12=28gは溶けることができないですよね?この溶けきれない量が『結晶』として現れます!
溶けてしまった溶質を結晶として固体でとり出すこの方法を再結晶といいます。
④はそれぞれの結晶の形を教科書を見て覚えてください。
覚える優先度の高い順に、ミョウバン(正八面体)⇒食塩(立方体)⇒硝酸カリウム(細長い形)⇒硫酸銅(青色)です。
まとめ
ここまでが基本的な考え方です。
質量パーセント濃度はわり算も使用しますが、溶解度の問題は基本的に引き算のみです!
おそらく中間テストでは水の量が100gでない設定の問題なども出題されると思います。
しかし中学1年生の内容です!本当は簡単なのです。
あまり難しく考えないようにしてください。
応用までしっかり対策したい!という方は、教室にて指導いたします。是非WINGSまで一度ご連絡ください。
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