またまた中3必見!イオンを習うといろいろ分かることが増えます!
静岡市葵区・駿河区で塾をお探しの皆さん。こんにちは!
思考力学習・ミス防止を徹底指導。集団指導の学習塾WINGSです。
近隣の葵小・横内小・安東小・安西小・伝馬町小、城内中・静岡東中・安東中の方々にお世話になっております。
本日で東中も中間テストが終了しました。お疲れ様です。城内中のテスト問題とあわせて面白い問題があったら解説ブログをアップします。
本日は中学3年生理科の化学分野からイオンの内容です。
静岡市の中学校は、理科の教科書で『啓林館』を使っていますので、生物分野の次は化学分野の内容に入っていくと思います。ブログを読んで先取りしましょう!
さて中学2年生の復習になりますが、化学式をたくさん覚えたかと思います。
その中に、酸化銅(CuO)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化鉄(FeO)、酸化銀(Ag2O)などがあったと思いますが、『なんで酸化銀は間に2があるんだろ~?』と思いませんでしたか?
実はこのイオンを習うと、今までわからなかったことがわかるようになるという、非常に面白い内容となっております!
いいですよね...私が中学生の時は学校でイオンなんて習いませんでしたから...(ゆとり時代だったため?)
ただ通っていた塾では私立高校対策として少しだけイオンを習いました。当時、すごく面白い内容だったのを覚えております。
イオンの説明をする上で、まずは物質の最小粒子である原子の構造を知る必要があります。簡単に説明しますね。
原子の中心には原子核というものがあり、その中に中性子とプラスの電気を持った陽子(ようし)が存在します。その周りをマイナスの電気を持った電子が飛んでおります。
この陽子と電子は同じ数のため、原子は電気を帯びていません。(電気がプラスマイナス0ということです。)
しかし、この原子が電子を受け取ったり放出したりするとどうでしょう?プラスマイナス0の関係が崩れますね?
電子(マイナス)を受け取ればマイナスの電気を帯び、電子(マイナス)を放出すればプラスの電気を帯びます。
このマイナスの電気を帯びた原子を陰イオン、プラスの電気を帯びた原子を陽イオンと言います。
そして、電子をいくつ放出する、受け取るというのは物質ごとに決まっております。
例えば、銅原子は電子を2つ放出してCuからCu2+となります。(プラスマイナス0からプラスの電気を2つ帯びたということですね)
他にもマグネシウムはMg2+、鉄はFe2+、銀はAg+(1プラスのときは、1を省いて書きます)
陰イオンなら例えば、塩素はCl-、硫黄はS2-、酸素はO2-となります。
そして、全ての化合物はこの陽イオンと陰イオンがプラスマイナス0になるようにくっつきます。
酸化銅は陽イオンのCu2+と、陰イオンのO2-(酸化物イオンと言います)がくっついてCuOとなり、プラスマイナス0の状態になっています。
マグネシウムも鉄も同様にMgO、FeOと酸化されます。
では銀はどうでしょうか?もし銀イオンAg+と酸化物イオンO2-が一つずつでくっついてしまったら、プラスがひとつ不足して1マイナスになってしまいますよね?
これを防ぐために、実は酸化銀は二つの銀イオンと一つの酸化物イオンで結びついていたのです。だからAg2Oと表記していたのです。
このイオンを表す化学式(2年前まではイオン式と言っていました)を一つずつ覚えていけば、ほぼ全ての化学式が書けるようになります。
WINGSはこのように、前学年や既習内容とのつながりを大事にして授業をしております。なので、はじめて習う内容も意外と興味を持っていただけております。
気付いたら、『え?もう授業終わり?!』なんて声もあがったりします。
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