【速報①】静岡県公立一般入試!数学から空間図形の解説!
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本日公立一般入試本番です!可能な限り解説をしていきます!
大問4!空間図形
今年の空間図形の問題は例年通り、難易度は普通くらいです。
過去問で対策が詰めていれば簡単に解くことができたでしょう。
(1)で『ねじれの位置+面に平行な辺』、(2)で『空間内の線分の長さを求める』
ここまでは簡単に済ませ、(3)メインで解説します!
1. ねじれの位置+面に平行な辺
直方体の中で、辺CDとねじれの位置にあり、面BFGCと平行な辺を答える問題です。
まず、辺CDとねじれの位置にある辺は、辺AE,BF,EH,FGの4つです。
この中で面BFGCと平行な辺は、辺AE,EHの2つでこれが答えになります。
2. 空間内の線分の長さ
AB=4㎝、AD=4㎝、AE=6㎝
さらに(2)は、ADの中点をKとし、CL=2㎝となるような点Lをとります。
このときの線分KLの長さを求めます。
まず空間内の長さを求める時はその線分を含むように切断します。
今回は点K,C,Lを通るように切断し、直角三角形KLCで三平方の定理を使います。
このとき、CLの長さは2㎝と分かっているので、KCの長さを直角三角形DKCで三平方の定理を使って求めます。
DK=2㎝、DC=4㎝より、KC2=22+42
KC2=20より、KL2=20+22
よって求めたい線分KLの長さは2√6です。
3. 三角錐THRGの体積
ラストは、辺EFの中点をR、CS=1となる点SをCD上にとる。
またSEとDFの交点をTとしたとき、三角錐THRGの体積を求めます。
全体の直方体を比べて比で求めるやり方も良いですが、今回は直接体積を求めます。
底面の二等辺三角形RGHはの面積はすぐに求まります。4×4÷2=8です。
Tから底面に降ろした垂線(TIとしましょう)、つまりこの三角錐の高さを求めれば終了です。
TIは空間内の線分なので切断します。直角三角形DHFで考えましょう。
相似な図形のピラミッド型で、DH=6㎝がわかっているため次の目標はTがDFを何対何の比に分けているのかです。
一直線上の比を求めるためには砂時計型の相似に注目しましょう!
そこで最後のヒント(点S)を手掛かりに上記の砂時計型で考えましょう。
相似比3:4より、DF:TF=7:4
よってTI=6×4/7となり、24/7
求める体積は8×24/7×1/3=64/7㎝3となります。
※ラスト、×1/3を忘れないようにしてくださいね。
まとめ
繰り返しにはなりますが、難易度・出題傾向ともに例年レベルです。
過去問をやっていれば間違いなく6分以内に解ける問題です。
次回は関数について解説ブログをアップする予定なので、また楽しみにしていてください。
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