【国語】小中学生の保護者様のお悩み解決!文章問題読解の鍵!~接続詞の選び方~
静岡市葵区・駿河区で塾をお探しの皆さん。こんにちは!
思考力学習・ミス防止を徹底指導。集団指導の学習塾WINGSです。
近隣の葵小・横内小・竜南小・城北小・伝馬町小・安東小
城内中・東中・安東中の方々にお世話になっております。
本日は久しぶりに国語に関しての解説ブログをアップします!
保護者様の切実なお悩み
塾の教室長を勤め5年目を迎えている私ですが、(指導歴は6年目です)
指導の他にも当然新規のお客様の学習相談も承っております。
そんな中、お子様の学習面の心配事として読解力を強化してほしいというお悩みが多い印象です。
・うちの子はとにかく本を読まないから…
・問題文を最後までしっかり読まないのよね…
具体的にはこういった意見が多いです。
今回は読解の中でも比較的正解しやすい接続詞の選び方についてブログをアップします!
最後までご覧いただけたら幸いです。
1. 接続詞のはたらき
まず安心してほしいことは、本を読まないお子様でも文章問題で得点を重ねることは容易です!
特に接続詞の問題は、読解というよりはテクニックで解くことができます。
そして接続詞にはいくつか種類がございます。(逆接や順接など)
今回はそう言った難しい話は一旦置いて、日常生活で当たり前のように使っている言葉として解説します。
そもそも接続詞とは何かというと、文と文をつなげる役割を果たすものです。(段落と段落をつなぐこともあります)
なので、その前後の文の関係によって接続詞を使い分ける必要があります。
2. 簡単な例で接続詞を選んでみよう!
①『今日は雨が降っている。○○○、野球の練習を行った。』
②『今日は雨が降っている。○○○、野球の練習は中止になった。』
さて、○○○の中には何が入りますか?という問題ならほとんどの方が答えが想像できるでしょう。
①は、雨が降っている。本来ならば外で行う野球の練習はできないですよね?
後の文を見ると練習を行ったという、本来とは逆の出来事が起こっております。
よって、○○○の中は『しかし』や『ところが』などが適切です。(これを逆接と言います)
②は、雨が降っている。これが原因・理由となり練習が中止という結果になっていますね。
原因と結果をつなぐには『だから』や『したがって』などが適切です。(これを順接と言います)
3. 実践レベルの問題で接続詞を考えよう!
『昔は家族の間に心のふれあいがあったが、現在ではそれは少なくなっている。○○○、そんな生き方を望んだのも心であるのは事実だということは非常に大切なことです。』
あえて選択肢は与えません。
なぜなら接続詞の問題は先に選択肢を見てしまうと惑わされてしますからです!
まずはどんな接続詞が適切なのか、検討を付けていきましょう。
前の文は『昔はあった心のふれあいが少なくなってきている』ですから、あまり良い内容ではないですね。
一方、後ろの文は『非常に大切なこと』と前向きです。良い内容ですね。
ということは、前後の文章は悪い内容と良い内容の『反対の内容』が書かれています。
ここまで検討をつけたところで選択肢を見てあげてください。
答えは『しかし』や『ところが』のようないわゆる逆接になります。
ちなみにこれは中学生2年生の文章問題です。
読解も大事ですが、こういったテクニックを知っておくと意外と簡単に解けます。
4. 気を付けるべき接続詞
最後に接続詞の問題で注意しなければならないことが一つだけあります。
というより、気を付けないといけない『接続詞』があります。
それは『そして』です!!
この『そして』は万能で、どんな前後の内容であっても意外と違和感なく使えます。
なので選択肢に『そして』があった場合は消去法で選んであげましょう。
最後に
文章を読むことである程度の読解力は身に付きます。
しかしそれには当然個人差があります。
『周りは読み取れている生徒が多いのに自分は…』と考え込む必要はありません!
読解が苦手な子は、こういった学校では習わないようなテクニックを駆使して解答すれば良いのです。
訓練すれば必ず身に付きます!
WINGSではこういった学校では教えないテクニックなども積極的に指導しております。
私も国語は本当に苦手でしたが、こういったテクニックを知り文章問題も解けるようになりました。
国語が苦手な子の気持ちがわかる分、そういったお子様を応援していきたいです!
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