【理科】東中1年生へ。地学分野から火山の解説
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思考力学習・ミス防止を徹底指導。集団指導の学習塾WINGSです。
近隣の葵小・横内小・安東小・安西小・伝馬町小、城内中・静岡東中・安東中の方々にお世話になっております。
学年末テストお疲れ様でした。結果が楽しみですね!
テストの復習をしつつまた新しい内容の学習をする。大変な時期です。
そして塾生から聞きました。
東中の1年生理科。地学分野は時間の関係上授業では扱わず独学で勉強すると。
今回はその地学分野から火山の内容について解説していきます。
まず理解してほしいこと
教科書では地震の内容から始まりますが、このブログでは火山と火成岩、鉱物について解説します。
火山の分野はしっかり理解していなければ二択で間違えることが非常に多いです。
知識を繋げて覚えていきましょう。
火山の形とねばりけ
マグマが冷えて固まってできた溶岩を見るだけで、その火山の傾斜・噴火の様子が分かります。
一つ想像してみてください。『石って何色ですか?』
おそらく、白っぽい石・黒っぽい石・間の灰色のどれかを想像したかと思います。
なぜ同じ石なのに色が異なるのか…?
それは石に含まれる成分の割合が違うからです!
そもそも溶岩の主成分というのは
①土
②二酸化ケイ素(ガラスだと思ってください)
上記の2つです。(問題を解く上では、これで十分です)
土の割合が多いほど黒っぽくなり、ガラスの割合が多いほど白っぽくなります。
さらに、ガラスというのは溶かすとねばりけが出てきます。
そしてねばりけが強いほどすぐには噴火せずに、限界までたまったときに噴火します。
つまり白っぽい溶岩ほど、ねばりけが強く、傾斜が急になり、噴火が激しくなります。
火成岩
マグマが冷えて固まってできた岩石を火成岩といいます。
火成岩はその冷え方・冷える場所によってさらに2種類に分けられます。
①深成岩:マグマが地下深くでゆっくり冷えて固まってできた
(例)花こう岩、閃緑岩、斑れい岩
ゆっくり冷やされたため結晶の大きさがほぼ均等⇒等粒状組織
②火山岩:マグマが地表付近で急に冷えて固まってできた
(例)流紋岩、安山岩、玄武岩
急に冷えてできたたため粒の大きさがバラバラ⇒斑状組織(石基+斑晶)
ちなみに石基が小さい粒、斑晶が大きい粒です。
斑晶{はんしょう(小)}なのに大きいで覚えましょう!
深成岩:花こう岩・閃緑岩・斑れい岩
火山岩:流紋岩・安山岩・玄武岩
頭文字を取って『新幹線はカリアゲ!』で覚えましょう!
ちなみに左の花こう岩・流紋岩は白っぽく、右の斑れい岩・玄武岩は黒っぽい色をしています。
玄武岩の『玄』⇒『玄人(くろうと)』だから黒っぽい!で覚えてください。
無色鉱物と有色鉱物
火成岩が白っぽい・黒っぽい色をしている理由。
それは含まれている鉱物の割合が異なるからです。
白っぽい鉱物を無色鉱物。色のある鉱物を有色鉱物と言います。
その中でも無色鉱物について解説します。
①長石:縦に規則的に割れる(断面がつるつる)
すべての火成岩に含まれています。
②石英:不規則に割れる。(断面がでこぼこ)
花こう岩と流紋岩にのみ含まれる。
無色鉱物の割合が高いから花こう岩と流紋岩は白っぽい色をしています。
まとめ
火山は深成岩なのか火山岩なのか。ねがりけが強いのか、弱いのか。
石基?斑晶?どっちだっけ?など二択でミスが起こりやすい分野です。
しかし整理して何かと関連付けて覚えていけば、必ず満点が取れます。
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