【理科】ここをおさえろ!中1から5つの気体の性質の覚え方!
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近隣の葵小・横内小・安東小・安西小・伝馬町小、城内中・静岡東中・安東中の方々にお世話になっております。
前回に引き続き、中学1年生の理科の内容から気体の性質についてまとめます。
気体の集め方のブログをまだご覧になられていない方は是非こちらもご覧ください。
気体の性質って何を覚えればいい?
具体的には
①発生方法
②水に溶けやすいか?
③空気より重いか?
④集め方
⑤特徴
この5つのカテゴリーを理解して覚えていただければ問題ありません。
なお発生方法は複数ありますが、一番メジャーなものでご紹介いたします。
1. 酸素
二酸化マンガン+過酸化水素水
過酸化水素水ではなくオキシドールを使っても大丈夫です。
水へは溶けにくく、空気よりも重いです。では前回の復習です。
どういった集め方が適切でしょうか?
はい。答えは、水上置換法ですね!当たっていましたでしょうか?
酸素の特徴は空気中に約2割存在し、物を燃やすのを助けるはたらき(助燃性)があります。
さらに覚えやすくなるポイント!生き物は呼吸によって酸素を取り入れていますよね?
もし酸素が水に溶けやすかったり、空気より軽かったらどうですか?
雨が降れば酸素は溶けますし、軽ければ地上付近に酸素は存在しません。生きることが困難になります。
そういったところから考えても酸素は水に溶けにくく、重たくある必要がありますよね?(覚え方の工夫です)
2. 二酸化炭素
石灰石+うすい塩酸
水に少し溶けます。できた水溶液は炭酸水と呼ばれ、酸性を示します。
また空気より重く、水上置換法で集めます。(少し解ける程度ならしっかり集められます)
特徴としては、石灰水を白く濁らせる性質があります。
3. 窒素
発生方法を覚える必要はありません。
水に溶けにくく、空気よりも重いです。
空気中に約8割存在します。窒素はこの情報だけで十分です。
4. 水素
金・銀・銅以外の金属+うすい塩酸
※他の理科の先生から叩かれるかもしれませんが、中学生へはこの発生方法で十分です。
水に溶けにくく、気体の中で最も軽いです。水上置換法で集められますね。
火のついたマッチなどを近づけると爆発して燃え、水ができます。
※酸素は助燃性で酸素自体は燃えません。水素は水素自体が燃えます。
この違いしっかり理解してください。よく勘違いされます。
5. アンモニア
塩化アンモニウム+水酸化カルシウム+加熱
水に非常に溶けやすく、空気よりも軽いです。
唯一水上置換法で集められません。ではどうやって集めるのが適切でしょうか?
はい。答えは、上方置換法ですね!
水に溶かして水溶液にすると、アルカリ性を示します。
さらに中学1年生はここではじめてフェノールフタレイン溶液を習います。
これはアルカリ性の水溶液に反応して赤色に変化します。
さらにアンモニアには刺激臭という鼻を刺すような臭いがありますのであわせて覚えましょう。
まとめ
以上が中1で習う気体の性質です。
大人からすると当たり前のようなことかもしれませんが、初めて習う1年生はなかなか覚えるのに苦労します。
特に水素は水に溶けやすい!などと勘違いして覚えるのはあるあるです。
中2、中3の化学分野でもこの気体の性質の知識を知っていないと解けない問題はたくさんあります。
是非WINGSで、中学1年生の間にマスターしましょうね!
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