【理科(後編)】学年末テスト対策!刺激と反応の分野から神経系の解説!
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昨日に引き続き、中2理科から刺激と反応の解説ブログをアップします。
【理科(前編)】学年末テストまであと2週間!刺激と反応から感覚器官の解説!も是非ご覧ください。
神経系について解説
まず人間は手足などを動かすことができますが、
これは脳やせきずいから『手を動かせ!足を動かせ!』といった判断や命令が出されるからです。
この脳とせきずいからなる神経を合わせて中枢神経と言います。
また感覚器官(手などの皮膚)からの刺激を中枢神経へ伝える感覚神経、
中枢神経からの命令を運動器官(手などの筋肉)へ伝える運動神経などもあり、
感覚神経と運動神経をまとめて末しょう神経と言います。
※中枢神経と末しょう神経を合わせて神経系と言います
以下、信号が伝わる経路の違いについて解説します。
1. 握手で手を強く握られたから、強く握り返した
まずは『強く握られた』と感じた感覚器官はもちろん『皮膚(手)』です。
この情報が脳まで伝達され、『強く握り返せ』という命令を受け、この人は手を強く握り返したのです。
その反応、信号が伝わった経路としては、a⇒c⇒d⇒eの順番になります。
※aは感覚神経、eは運動神経です
つまり手から得た情報がせきずい⇒脳⇒せきずいと経由して筋肉まで伝わったということです。
2. 信号が赤になり、その場で停止した
少し違ったタイプの反応をします。
『信号が赤になった』という刺激を受けたのは今回は『目』です。
中枢神経の中でも、せきずいよりも脳に近い感覚器官が刺激を受けたときの反応は、
上記のように、目からの感覚神経⇒脳⇒せきずい⇒運動神経という伝わり方をします。
せきずい⇒脳⇒せきずい、という往復がないことが特徴ですね。
3. 熱湯が入ったやかんに手を触れ、思わず手を引っ込めた
テスト勉強をしていればおなじみの現象の問題ですね。
もし感覚神経からせきずい⇒脳⇒せきずい、と経路して
『熱い!手を離せ!』なんて命令を待っているうちに大やけどしてしまいますよね?
こういった意識とは無関係に起こる反応のことを反射といい、a⇒b⇒eの順に命令が伝わります。
※もちろん脳にも情報は伝達されていますが、同時にせきずいから直接命令が出されます
ここで記述対策!
①反射はヒトが生きていく上でどんなことに役立っていますか?
⇒危険から身を守ることに役立っている。
②反射は刺激を受けてから反応が起こるまでの時間が短いのはなぜですか?
⇒脳からではなくせきずいから直接命令が出されるから。
ここまでおさえておきましょう!
まとめ
まずは各神経の名称を理解・暗記しましょう。
その上で反応の仕組みを理解して、反射のときに問われる記述問題も書けるように対策してください。
内容自体はそれほど難しいところではないので是非満点を狙うように!
残り2週間ですが、まだまだやれることはたくさんあるはずです。
東中はまずは本日の副教科のテストを乗り越えつつ、ラスト2週間にこれまで勉強してきたことの演習をしましょう。
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